お知らせ 〜感謝の郷だより〜
お知らせ
心肺蘇生・AED 講習会を行ないました
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一般に、“救急車の要請から到着までは7分ほどかかる”と言われています。 要救助者の呼吸が止まり、心臓も動いていない場合には、脳へ酸素を送る必要があるため、救急車の到着まで一時救命措処置を行なう必要があります。 心肺停止から約3分間放置された場合の助かる確率は50%ですが、心肺停止後2分以内に心肺蘇生を行なった場合には助かる確率が90%まで上昇するという統計もあり、一次救命処置は重要な知識と言えます。 よって、スタッフを対象に心肺蘇生とAEDの使い方を学ぶ勉強会を行ないました。
滅多にあることではありませんが、高齢者が入居する施設である〈感謝の郷いわき〉でも、心肺蘇生やAEDを使用する可能性はゼロではありません。 心肺蘇生・救命講習のDVDを見ながら、応急手当の目的と必要性を再確認し、観察・気道確保・人工呼吸・心肺蘇生 について学びました。
続いて、グループに分かれて心肺蘇生の練習用人形を使い、気道確保・人工呼吸法・心臓マッサージを実際に練習しました。 周囲の状態・意識の確認ののち、肘を曲げずに1分間に約100回のテンポで心臓マッサージを30回連続で実施し、5秒に1回の速さで2回の人工呼吸を行なう…ことを救急車が到着するまで繰り返していきます。 想像するよりかなり体力のいる作業で、グループ内で交代しながら実施しました。
さいごに、訓練用のAED(自動体外除細動器)を使った訓練を行ないました。 AEDは、心停止した際に電気ショックを与え、心臓の動きをもとのリズムに戻すための医療機器です。 電気ショックが必要ないと判断した場合は 電流が流れることはありません。また、音声ガイダンスで知らせてくれます。 はじめは若干手間取っていたスタッフも、実際に体験したうえで他のスタッフの動作を見て学ぶことで、スムーズに行なうことができるようになりました。
実際に体験することで理解できたことが、たくさんありました。 今後は、異物除去や止血法についても学び直していきたいと考えています。
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感謝の郷いわき〜福島県いわき市
-住宅型有料老人ホーム
-介護付有料老人ホーム
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